「至急 EPOS ポイントをご利用ください。」メールは詐欺|エポスカードを装う偽メールの実例と見分け方

この記事のまとめ
「至急 EPOS ポイントをご利用ください。」「【重要】保有 EPOS ポイントがまもなく失効します」という件名で、エポスカードを装う偽メールが連日送られています。「3日以内」と急かす文面の実例、本物との見分け方、対処法を解説します。
「至急 EPOS ポイントをご利用ください。」メールは詐欺|エポスカードを装う偽メールの実例と見分け方
2026.08.12更新 2026.08.12 約6分
この記事のまとめ
「至急 EPOS ポイントをご利用ください。」「【重要】保有 EPOS ポイントがまもなく失効します」という件名で、エポスカードを装う偽メールが連日ばらまかれています。迷惑メール相談センターは2026年8月6日・7日と続けて注意喚起しました。本文は「3日以内にご利用をお願いいたします」と極端に短い期限を切るのが特徴です。本記事では実際の文面と見分け方を解説します。
※このメールは「ポイント・マイル失効」を装うフィッシングの一種です。他ブランドを含めた全体の見分け方はこちら
実際に確認されている偽メール
至急 EPOS ポイントをご利用ください。
(2026年8月7日に注意喚起)
【重要】保有 EPOS ポイントがまもなく失効します
(2026年8月6日に注意喚起)
本文はどちらもほぼ同じで、次のように書かれています。
ご保有のEPOSポイントについて、有効期限が迫っております。期限内にご利用いただかない場合、該当ポイントが失効となります。失効したポイントは復元できません。3日以内にご利用をお願いいたします。 【ポイント失効に関するご案内】有効期限を過ぎたポイントはいかなる理由でも戻せません。
そして「ポイント詳細を確認する」のリンクで偽サイトへ誘導します。
最新の型:「EPOS ポイント:銀行情報更新による期限延長のご案内」(2026年8月13日)
8月に入り、**「銀行情報を更新すれば期限が延びる」**という新しい型が確認されています。これは前の型より危険です。
EPOS ポイント:銀行情報更新による期限延長のご案内
本文は次のとおりです(実際に配信されたものをそのまま掲載します)。
EPOSポイントについて、有効期限が迫っております。登録済みの銀行情報を更新していただくことで、ポイントの有効期限を延長することが可能です。 期限内に手続きを実施いただかない場合、該当ポイントが失効となります。失効したポイントは復元できません。 3日以内に銀行情報の更新手続きをお願いいたします。 期限までに情報更新が完了しない場合、保有ポイントが無効となるほか、アカウントに制限がかかる恐れがございます。 現在の保有ポイント数をご確認ください:◯◯ポイント 2026年08月13日23時59分をもってポイントが失効となります。 ポイント詳細を確認する 重要なご注意事項 長期間個人情報の更新が行われない場合、アカウントに利用制限が設定され、カード決済や各種サービスが一時的にご利用できなくなる可能性があります。 ※ポイント期限を過ぎると自動失効となります。早めのご対応をお願いいたします。 EPOSカード株式会社
「銀行情報を更新すればポイントの期限が延長される」という仕組みは存在しません。 ポイントの有効期限と銀行口座の情報は、まったく関係のない別々のものです。
この型は、単にログイン情報を盗むだけでなく、銀行口座情報の入力を正面から求めてくる点で、より直接的に金銭被害へつながります。「期限を延ばしてあげる」という親切そうな言い方に切り替えているぶん、警戒されにくくなっています。
同じ理屈は他ブランドでも使われており、日専連カードを装う偽メールでは「本人確認すればポイントが6-8か月延長される」と書かれていました。「手続きすれば得をする」と言われたら、逆に警戒してください。
この偽メールの特徴
1. 「3日以内」という極端に短い期限
本物のポイント有効期限の案内は、通常もっと余裕をもって届きます。「3日以内」「至急」と切迫した表現で即座の行動を迫るのは、考える時間と確認する時間を奪うためです。
2. 「いかなる理由でも戻せません」という脅し方
不安をあおる表現が過剰なのも特徴です。本物の案内は事実を淡々と伝えるもので、ここまで強い言葉で読者を追い込むことはまずありません。
3. 件名に句点がある不自然さ
「至急 EPOS ポイントをご利用ください**。**」と、件名の末尾に句点が付いています。企業の正規メールの件名で句点を打つことは少なく、違和感のポイントになります。また「EPOS」の前後に半角スペースが入っているのも、日本語の正規文面としては不自然です。
4. 具体的な情報が何もない
失効するポイント数も、失効予定日の具体的な日付も、宛名も書かれていません。本物なら必ず書ける情報が欠けているのは、不特定多数に一斉送信しているためです。
正しい確認方法
エポスカードのポイント(エポスポイント)には実際に有効期限があります。だからこそ「失効」と言われると疑いにくいのですが、確認方法さえ守れば被害は防げます。
残高と有効期限は、エポスカードの公式アプリ「エポスアプリ」または、自分でブックマーク・検索から開いた公式サイト(エポスNet)にログインして確認してください。 メールのリンクは使わないことが大事です。
そのほかの危険サイン
- 送信元アドレスやリンク先URLが、エポスカードの公式ドメイン(
eposcard.co.jp)と違う - メールのリンク先でカード番号・パスワード・セキュリティコードの入力を求められる
- 「配信番号:」など、意味のない項目が末尾に付いている
エポスカードが、メールのリンクからカード情報やパスワードの入力を求めることはありません。
もし入力してしまったら
エポスNetのパスワードを公式サイトからすぐに変更し、使い回している他サービスも変更します。カード情報を入力した場合は、カード裏面または公式サイトの番号からエポスカードに連絡し、利用停止・再発行を依頼してください。
不安なときは、警察相談ダイヤル:#9110、消費者ホットライン 188 に相談してください。
「これって詐欺?」で30秒チェック
- 選択式で30秒チェック
- スクショアップロードで詳細判定
- 完全無料・登録不要
困ったときの相談窓口
- 警察相談ダイヤル:#9110(平日8:30〜17:15・通話料有料)
- 消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターへ)
- エポスカードの公式サポート窓口(カード裏面の番号へ)
進行中の被害・緊急時は 110番(警察)へ。
参考情報・公的情報源
編集部
警察庁・国民生活センターの公表情報をもとに、最新の詐欺手口を発信しています。


