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「TOKYU CARD ポイント失効のお知らせ」は詐欺メール|東急カードを装う偽メールの実例と見分け方

2026.09.169
「TOKYU CARD ポイント失効のお知らせ」は詐欺メール|東急カードを装う偽メールの実例と見分け方

この記事のまとめ

「TOKYU CARD ポイント失効のお知らせ」という東急カードを装う偽メールが確認されています。前日に配信されたりそなカード版と本文が一字一句同じという決定的な証拠、存在しない会員サイト名など、見分け方を解説します。

※このメールは「ポイント・マイル失効」を装うフィッシングの一種です。他ブランドを含めた全体の見分け方はこちら

「TOKYU CARD ポイント失効のお知らせ」――こんな件名のメールが届いても、リンクをタップしてはいけません。

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実際に確認されている偽メール

総務省の委託で迷惑メールを監視する「迷惑メール相談センター」に、2026年9月9日、次の件名の偽メールが報告されています。

TOKYU CARD ポイント失効のお知らせ

本文は次のとおりです(実際に配信されたものをそのまま掲載します)。

東急カード TOKYU CARD 平素より東急カードをご利用いただき、誠にありがとうございます。お客様が現在保有されているTOKYUポイントのうち、一部の有効期限が近づいております。有効期限までに交換手続きが完了されない場合、当該ポイントは自動的に失効し、お戻しいただけません。 保有ポイント ポイント/対象ポイント ポイント/有効期限 2026年9月11日(金)/交換手続き 未完了 下記よりTOKYUポイントクラブへログインのうえ、残高のご確認・交換手続きをお願いいたします。 ポイント確認・交換手続きはこちら ※交換手続きが完了されない場合、対象ポイントは失効いたします。あらかじめご了承ください。 ※本メールは重要なお知らせのため、送信専用アドレスより配信しております。 東急カードお客様サービスセンター 電話番号: 受付時間:9:00~17:30(土・日・祝日を除く) 本メールは自動配信のため、ご返信いただいてもお答えできません。ご不明な点は、東急カード会員規約をご確認ください。

決定的な証拠:前日の「りそなカード版」と本文が同じです

この偽メールが偽物である証拠は、文面のあら探しをするまでもありません。その1日前、2026年9月8日に、まったく同じ本文が「りそなカード」の名前で配信されています。

並べてみてください。

りそなカード版(2026年9月8日)

平素よりりそなカードをご利用いただき、誠にありがとうございます。お客様が現在保有されているりそなポイントのうち、一部の有効期限が近づいております。有効期限までに交換手続きが完了されない場合、当該ポイントは自動的に失効し、お戻しいただけません。 保有ポイント ポイント/対象ポイント ポイント/有効期限 2026年9月15日(火)/交換手続き 未完了 下記よりりそなクラブへログインのうえ、残高のご確認・交換手続きをお願いいたします。

東急カード版(2026年9月9日)

平素より東急カードをご利用いただき、誠にありがとうございます。お客様が現在保有されているTOKYUポイントのうち、一部の有効期限が近づいております。有効期限までに交換手続きが完了されない場合、当該ポイントは自動的に失効し、お戻しいただけません。 保有ポイント ポイント/対象ポイント ポイント/有効期限 2026年9月11日(金)/交換手続き 未完了 下記よりTOKYUポイントクラブへログインのうえ、残高のご確認・交換手続きをお願いいたします。

違うのは、ブランド名・ポイント名・会員サイト名・日付の4か所だけです。それ以外は句読点まで完全に一致しています。

さらに、末尾の署名まで同じ形です。

※本メールは重要なお知らせのため、送信専用アドレスより配信しております。 ◯◯カードお客様サービスセンター 電話番号: 受付時間:9:00~17:30(土・日・祝日を除く) 本メールは自動配信のため、ご返信いただいてもお答えできません。

別会社なのに、お客様サービスセンターの受付時間まで同じ――偶然ではありえません。1つの雛形から、ブランド名を差し替えて日替わりで送っているということです。

だから、1つ見分け方を覚えれば次も効きます。 明日には別のカード会社の名前で、同じ文面が届くかもしれません。

見分け方2:存在しない会員サイト名

本文は「TOKYUポイントクラブへログインのうえ」と書いています。

しかし、**東急カードの会員がポイント残高や有効期限を確認するサイトの名称は「TOKYU POINT Webサービス」**です。「TOKYUポイントクラブ」というサービスは存在しません。

「ClubQ」という名前は東急カードの商品名(TOKYU CARD ClubQ JMBなど)に使われていますが、ポイントを確認するサイトの名前ではありません。それらしい単語を組み合わせて作った、もっともらしい偽名です。

同じ日に確認された三菱UFJニコスを装う偽メールも、会員サイトを「MyDigitalConnect」と書いていました(本物は「Net Branch」)。会員サイトの名前は、詐欺グループが間違えやすい場所です。文面が丁寧でも、ここ1点だけ確認すれば見抜けます。

見分け方3:肝心のポイント数が空欄

もう一度、ポイントの欄を見てください。

保有ポイント ポイント/対象ポイント ポイント

数字が入っていません。単位だけが残っています。

「一部のポイントが失効します」と言いながら、何ポイント持っていて何ポイントが失効するのかを書かない。本物の通知なら、あなたの実際のポイント数が入ります。大量にばらまくメールには、受信者ごとの本当の数字を入れられないためです。

この「数字が空欄」という痕跡は、9月に確認された他ブランドの偽メールにも共通して見られます。

見分け方4:本物のTOKYU POINTの有効期限

東急カードの公式説明では、TOKYU POINTの有効期限はポイントの加算日から最長3年間です。

つまり、失効の時期はあなたがいつポイントを貯めたかによって人それぞれであり、「9月11日に一斉に失効する」というものではありません。

残高と有効期限は、TOKYU POINT Webサービスにログインして自分で確認できます。メールを見て判断する必要はありません。

正しい確認方法

心配になったときは、次の手順で確認してください。

  1. メールのリンクは押さない。 メールを閉じる。
  2. 東急カードの公式サイトを、自分で検索するかブックマークから開く。
  3. TOKYU POINT Webサービスにログインし、ポイント残高と有効期限を自分で確認する。
  4. それでも不安なら、メールに書かれた電話番号ではなく、公式サイトに載っている窓口へ自分でかける。

なお、この偽メールの署名にある電話番号は空欄のまま送られていましたが、番号が入っている偽メールもあります。メールに書かれた連絡先は使わない、これを徹底してください。

もしリンクを開いて入力してしまったら

  1. 東急カード会員サイトのパスワードを、公式サイトからすぐに変更する。
  2. 同じパスワードを他のサービスでも使い回している場合は、それらもすべて変更する。
  3. カード情報を入力してしまった場合は、東急カードに連絡して利用停止・再発行を依頼する。 利用明細に身に覚えのない請求がないか確認します。
  4. TOKYU POINTが勝手に交換されていないか、履歴を確認する。

不安なときは、警察相談ダイヤル:#9110、消費者ホットライン 188 に相談してください。

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困ったときの相談窓口

  • 警察相談ダイヤル:#9110(平日8:30〜17:15・通話料有料)
  • 消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターへ)
  • 東急カードの公式サポート窓口(ポイント残高の確認はこちらへ)

進行中の被害・緊急時は 110番(警察)へ。

参考情報・公的情報源

本記事は以下の公的機関・公式情報源を参考に作成しています。最新情報や詳細は各機関の公式ページをご確認ください。

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編集部

警察庁・国民生活センターの公表情報をもとに、最新の詐欺手口を発信しています。

本記事は 2026.09.16 時点の情報をもとに作成しています。判定や対策は参考情報であり、被害の可能性がある場合は速やかに警察(#9110)または消費者ホットライン(188)へご相談ください。

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