「【最終通知】東京電力(TEPCO)未払い料金のお支払いのお願い」は詐欺メール|電力会社を装う偽の督促メールの見分け方

この記事のまとめ
「【最終通知】東京電力(TEPCO)未払い料金のお支払いのお願い」という偽メールが確認されています。電気を止められる不安につけ込む手口の実例、本物との見分け方、対処法を解説します。
実際に確認されている偽メール
【最終通知】東京電力(TEPCO)未払い料金のお支払いのお願い 番号:****
本文はこう書かれています。
【東京電力EP】電気料金のお支払いのお願い いつもご利用ありがとうございます。下記料金のご入金が確認できておりません。サービスの継続のため、早急な決済をお願いいたします。 請求内容:2026年6月分電気料金/請求金額:◯◯円(税込)/お支払期限:2026-07-03 お手数ですが、下記リンクよりお支払い方法(クレジットカード、コンビニ、銀行振込等)を選択し、お手続きをお願いいたします。
「≫お支払い手続き画面へ(公式サイト)」というボタンで偽サイトへ誘導します。
なお、同じ東京電力を装う型として「【TEPCO】ポイント交換おすすめ商品のご案内」(2026年8月6日/くらしTEPCOポイントの失効を口実にする型)も確認されています。「未払い」と「ポイント失効」の両面から狙われています。
なぜ電気料金の督促が効くのか
電気は生活に直結するインフラです。「止められる」と言われれば、内容を精査するより先に支払おうとしてしまいます。
さらに、電気料金は毎月変動し、燃料費調整や再エネ賦課金などで金額が上下します。「今月は高いな」という感覚が普段からあるため、身に覚えのない請求額でも疑いにくいという事情もあります。
猛暑や厳冬で電気代が跳ね上がる時期は、この手口が特に増えます。
本物との見分け方
- 電力会社が、メールのリンクからクレジットカード情報を入力させて「未払い料金」を回収することは通常ありません。
- 本物の督促は、まず検針票や郵送の書面、または契約している会社の公式マイページで確認できます。
- 契約している電力会社の名前と、メールの差出人が一致しているか確認します(引っ越しや乗り換えで契約先が変わっていることもあります)。
- 「最終通知」「早急に」「サービス停止」と過度に急かす。
- 送信元アドレスやリンク先URLが、公式ドメイン(東京電力エナジーパートナーなら
tepco.co.jp)と違う。
正しい確認方法
契約している電力会社の公式アプリ、または自分でブックマーク・検索から開いた公式サイトのマイページにログインして、請求状況と入金状況を確認してください。
不安が残るときは、検針票や契約書類に記載された電話番号に自分から問い合わせます。メールに書かれた番号やリンクは使いません。
実際に電気の使用停止が予定される場合、正規の手続きでは事前に書面での通知があります。メール1通だけで即座に止まることはありません。
そのほかの注意:訪問・電話の勧誘とは別物です
「電気料金が安くなる」という電話や訪問の勧誘トラブルも別途増えていますが、あれは契約の乗り換えをめぐる問題で、今回の偽メールとは手口が異なります。あわせて注意してください(光回線・電気料金「安くなる」電話勧誘トラブルの見分け方)。
もし支払ってしまったら
カード情報を入力した場合は、すぐにカード会社に連絡して利用停止・再発行を依頼し、不正利用がないか明細を確認してください。銀行振込をしてしまった場合は、振込先と自分の銀行の両方に連絡し、組戻しや口座凍結を相談します。
あわせて、警察相談ダイヤル:#9110、消費者ホットライン 188 に相談してください。
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- 完全無料・登録不要
困ったときの相談窓口
- 警察相談ダイヤル:#9110(平日8:30〜17:15・通話料有料)
- 消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターへ)
- 契約している電力会社の公式窓口(検針票記載の番号へ)
進行中の被害・緊急時は 110番(警察)へ。
参考情報・公的情報源
編集部
警察庁・国民生活センターの公表情報をもとに、最新の詐欺手口を発信しています。


