電話詐欺・特殊詐欺手口紹介

給付金・補助金の「申請代行」をうたう詐欺の見分け方|行政を装う手口に注意

2026.08.144
給付金・補助金の「申請代行」をうたう詐欺の見分け方|行政を装う手口に注意

この記事のまとめ

「あなたは給付金を受け取れます」「代行して申請します」と電話やSNSで近づき、手数料や個人情報、口座情報をだまし取る詐欺が、制度の発表のたびに増えます。行政を装う手口の特徴と、公式窓口で確認する対処法を解説します。

「役所です。あなたは〇〇給付金の対象です。手続きを代行しますので、口座番号を教えてください」――こうした連絡は詐欺を疑ってください。

物価高対策の給付金、子育て支援、各種補助金など、新しい制度が発表されると、それに便乗した詐欺が必ず現れます。「もらえるお金」という魅力と「手続きが難しそう」という不安の両方につけ込むのが特徴です。

よくある手口

手口1:手数料をだまし取る

「申請を代行します」「早く受け取れるようにします」と持ちかけ、代行手数料・事務手数料などの名目でお金を払わせます。実際には申請などされず、お金だけ取られます。

手口2:個人情報・口座情報を盗む

「給付金の振込先を登録します」「本人確認が必要です」と言って、氏名・住所・生年月日・口座番号・暗証番号・マイナンバーなどを聞き出します。これらは別の詐欺や不正引き出しに悪用されます。

手口3:偽サイト・偽フォームへ誘導

「こちらから申請できます」とSMSやSNSで偽の申請サイトに誘導し、個人情報やカード情報を入力させるフィッシング型もあります。本物の申請ページそっくりに作られていることがあります。

なぜだまされてしまうのか

「もらえるお金がある」と言われると、逃したくない気持ちが働きます。加えて、行政の手続きは複雑なイメージがあり、「代行してくれるなら助かる」と思ってしまいます。

「対象者限定」「今だけ」「早くしないと締め切り」と急かされると、公式の情報を確認する前に、個人情報を渡してしまいます。行政を名乗られると、疑いにくくなるのも狙われる理由です。

本物との見分け方

  • 行政機関が、個別に電話・SMS・SNSで連絡して「申請を代行する」「手数料が必要」と持ちかけることはありません。
  • 公式の給付金・補助金は、手数料を取って代行させる必要はなく、自分で公式サイトや窓口から申請できます。
  • ATMの操作で給付金が受け取れる、という案内は100%詐欺です(それは還付金詐欺の手口です)。
  • 「口座の暗証番号」「マイナンバー」「カードのセキュリティコード」を求められたら、確実に詐欺です。

給付金・補助金の情報は、必ずお住まいの自治体や、担当省庁の公式サイト・公式窓口で確認してください。連絡してきた相手が伝える番号やリンクは使わないことです。

もし情報やお金を渡してしまったら

口座情報を伝えてしまった場合は、すぐに銀行に連絡して口座の保護・変更を相談します。カード情報の場合はカード会社へ。お金を振り込んでしまった場合は、振込先・自分の銀行の両方に連絡し、組戻しや凍結を依頼します。あわせて、警察相談ダイヤル #9110、消費者ホットライン 188 に相談してください。

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困ったときの相談窓口

  • 警察相談ダイヤル:#9110(平日8:30〜17:15・通話料有料)
  • 消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターへ)
  • お住まいの自治体の担当窓口(給付金・補助金の確認はこちらへ)

進行中の被害・緊急時は 110番(警察)へ。

参考情報・公的情報源

本記事は以下の公的機関・公式情報源を参考に作成しています。最新情報や詳細は各機関の公式ページをご確認ください。

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編集部

警察庁・国民生活センターの公表情報をもとに、最新の詐欺手口を発信しています。

本記事は 2026.08.14 時点の情報をもとに作成しています。判定や対策は参考情報であり、被害の可能性がある場合は速やかに警察(#9110)または消費者ホットライン(188)へご相談ください。

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