訪問・対面詐欺手口紹介

屋根・水道・シロアリの点検商法の見分け方|「無料点検」から高額工事へ

2026.08.134
屋根・水道・シロアリの点検商法の見分け方|「無料点検」から高額工事へ

この記事のまとめ

「近くで工事しているので無料で点検します」「屋根がずれている」「水道管から水漏れが」と突然訪問し、不安をあおって高額な工事契約を結ばせる点検商法。高齢者が特に狙われます。手口と、きっぱり断る対処法・クーリングオフを解説します。

「お宅の屋根、少しずれていますね。今なら無料で点検しますよ」――突然訪ねてきてこう言う業者には、注意が必要です。

点検商法は、「無料点検」を入り口に不安をあおり、本来は必要のない、あるいは相場より大幅に高い工事を契約させる手口です。屋根や壁は自分では見えないため、「危険だ」と言われると信じてしまいがち。台風や大雨の前後は「今すぐ直さないと」という不安につけ込まれやすくなります。

典型的な流れ

ステップ1:突然の訪問と「無料点検」

「近くで工事している」「地域を回っている」などと言って突然訪問し、「無料で点検します」と家の中や屋根に上がろうとします。親切そうな態度で、警戒を解こうとします。

ステップ2:不安をあおる

「瓦がこんなにずれている」「柱がシロアリで食われている」「このままだと雨漏り・倒壊する」などと、写真やその場の"証拠"を見せて危険を強調します。中には、点検のふりをしてわざと壊す悪質なケースもあります。

ステップ3:「今すぐ」「今日だけ」で契約を迫る

「今日契約すれば割引」「すぐ工事しないと危ない」と急がせ、その場でのサインを求めます。高額な契約でも、不安と勢いで判断させようとします。

なぜだまされてしまうのか

屋根の中や床下、水道管の内部は、住んでいる人でも自分では確認できません。「専門家が言うのだから」と信じるしかない状況を利用されます。

さらに「危険」「倒壊」「今すぐ」という言葉は強い恐怖を生み、冷静に見積もりを比べる余裕を奪います。一人暮らしの高齢者宅が特に狙われやすく、親切な態度で信頼させてから契約に持ち込むのが典型です。

だまされないための対処法

その場で契約しない・お金を払わない

どんなに急かされても、その日にサインしない・お金を払わないことが最大の防御です。「家族に相談してから」と言って、いったん引き取ってもらいましょう。本当に必要な工事なら、後日ゆっくり検討できます。

家に上げない・複数の業者で相見積もり

突然の訪問業者を、安易に家の中や屋根に上げないこと。工事が必要かどうかは、自分で選んだ信頼できる業者や、複数の業者の見積もりで確かめます。1社だけの「危険です」を鵜呑みにしないでください。

「点検商法かも」と家族で共有

離れて暮らす家族とも、「無料点検には気をつけて」「契約前に必ず連絡して」と日頃から話しておくと安心です。

契約してしまったら:クーリング・オフ

訪問販売で契約した場合、原則として契約書面を受け取った日から8日以内であれば、クーリング・オフ(無条件で契約解除)ができます。すでに工事が始まっていても対象になる場合があります。手続きや期限、進め方に迷ったら、消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センター)に相談してください。専門の相談員が対応してくれます。

「これって詐欺?」で30秒チェック

「この訪問業者、大丈夫?」と迷ったら、無料の判定ツールで確認できます。訪問・点検など、URLがない相談にも対応しています。

  • 選択式で30秒チェック
  • 完全無料・登録不要
  • 電話・訪問など、URLがない連絡にも対応

判定ツールを使ってみる→


困ったときの相談窓口

  • 消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターへ・クーリングオフの相談も)
  • 警察相談ダイヤル:#9110(平日8:30〜17:15・通話料有料)

進行中の被害・緊急時は 110番(警察)へ。

参考情報・公的情報源

本記事は以下の公的機関・公式情報源を参考に作成しています。最新情報や詳細は各機関の公式ページをご確認ください。

これって詐欺?すぐ判定できます

あやしい電話・LINE・SMSを30秒で確認

今すぐ判定する

この記事をご家族にも

LINEX

編集部

警察庁・国民生活センターの公表情報をもとに、最新の詐欺手口を発信しています。

本記事は 2026.08.13 時点の情報をもとに作成しています。判定や対策は参考情報であり、被害の可能性がある場合は速やかに警察(#9110)または消費者ホットライン(188)へご相談ください。

あわせて読みたい

あやしい連絡が届いたら判定する →