「楽天ポイント失効前の最終ご案内」メールは詐欺|楽天を装う偽のポイント失効通知の見分け方

この記事のまとめ
「楽天ポイント失効前の最終ご案内」という件名の偽メールが、7月末から8月にかけて繰り返し確認されています。本文で「Rakuten市場」「Rakutenポイント」と英語表記になっているのが見分けのポイントです。実例と対処法を解説します。
※このメールは「ポイント・マイル失効」を装うフィッシングの一種です。他ブランドを含めた全体の見分け方はこちら
実際に確認されている偽メール
楽天ポイント失効前の最終ご案内
(2026年7月31日・8月6日に注意喚起/本文の有効期限は「2026年7月30日」「2026年8月5日」と差し替え)
本文はこう書かれています。
平素よりRakutenPointsをご利用いただき、誠にありがとうございます。お客様がお持ちのポイントの一部につきまして、有効期限が間近となっておりますのでお知らせいたします。 ■RakutenPointsの主なご利用先 ・Rakuten市場でのお買い物(1ポイント=1円) ・Rakutenトラベルでのご予約 ・Rakutenペイでのお支払い ・Rakutenブックスでの書籍購入
そして「Rakuten会員ページ」を装ったURLで偽サイトへ誘導します。
決定的な見分け方:サービス名の表記が本物と違う
楽天の正規サービス名は、日本国内では 「楽天市場」「楽天トラベル」「楽天ペイ」「楽天ブックス」 と日本語で表記されます。
偽メールでは、これが 「Rakuten市場」「Rakutenトラベル」「Rakutenペイ」「Rakutenブックス」 と、英語と日本語が混ざった不自然な形になっています。会社名の「楽天グループ株式会社」も「Rakutenグループ株式会社」と書かれています。
これは、日本語を理解しない送信者が機械的に置換した痕跡と考えられます。ロゴや文面の体裁は整っていても、こうした細部で正体が出ます。
楽天ポイントは「本当に失効する」から危ない
注意が必要なのは、楽天ポイントには実際に有効期限があるという点です。特に期間限定ポイントは有効期限が短く、「失効間近」という通知自体は本物でも届きます。
だからこそ「ああ、期限が近いのか」と自然に受け入れてしまい、リンクをタップしてしまいます。「あり得ない話」ではなく「あり得る話」を使ってくるのが、この手口の厄介なところです。
そのほかの危険サイン
- 宛名がなく、対象ポイント数が空欄になっている
- 有効期限が「届いた当日」や「前日」など、不自然に切迫している
- 送信元アドレスやリンク先URLが、楽天の公式ドメイン(
rakuten.co.jp)と違う - リンク先で楽天会員のID・パスワード、カード情報の入力を求められる
楽天が、メールのリンクからID・パスワードやカード情報の入力を求めることはありません。
正しい確認方法
ポイント残高と有効期限は、楽天市場の公式アプリ、楽天ポイントクラブのアプリ、または自分でブックマーク・検索から開いた公式サイトにログインして確認します。メールのリンクは使いません。
楽天は利用サービスが多く、正規のメールも大量に届くため、「メールで判断せず、アプリで確認する」というルールを固定しておくのが最も確実です。
もし入力してしまったら
楽天会員のパスワードを公式サイトからすぐに変更し、使い回している他のサービスも変更してください。楽天IDは楽天銀行・楽天カード・楽天ペイなど多くのサービスと連携しているため、乗っ取られたときの被害範囲が広くなります。 二段階認証の設定も強く推奨します。
カード情報を入力した場合は、カード会社に連絡して利用停止・再発行を依頼します。不安なときは、警察相談ダイヤル:#9110、消費者ホットライン 188 へ。
「これって詐欺?」で30秒チェック
- 選択式で30秒チェック
- スクショアップロードで詳細判定
- 完全無料・登録不要
困ったときの相談窓口
- 警察相談ダイヤル:#9110(平日8:30〜17:15・通話料有料)
- 消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターへ)
- 楽天の公式サポート窓口(公式サイトから)
進行中の被害・緊急時は 110番(警察)へ。
参考情報・公的情報源
編集部
警察庁・国民生活センターの公表情報をもとに、最新の詐欺手口を発信しています。


