電話詐欺・特殊詐欺手口紹介

マイナンバーを装う詐欺の見分け方|「マイナポイント手続き」電話・SMS

2026.07.118
マイナンバーを装う詐欺の見分け方|「マイナポイント手続き」電話・SMS

この記事のまとめ

「マイナンバーカードに不備があります」「マイナポイントの手続きが」――こうしたSMS・電話はマイナンバー詐欺の典型例です。手口、見分け方、対処法を解説します。

「マイナンバーカードの情報に不備があります。下記URLから確認してください」――こんな SMS が届いたら、ほぼ間違いなくマイナンバー詐欺です。

マイナンバーカードの普及とマイナポイント制度の導入に乗じて、マイナンバー詐欺の被害が急増しています。本記事では、典型的な手口、危険を見抜く7つのサイン、被害にあったときの対処法を解説します。

こんな連絡が来たら要注意(実例3つ)

実例1:マイナンバー登録不備SMS

【総務省】マイナンバーカードの登録情報に不備があります。本日中に下記URLから確認手続きをお願いします。 https://my-number-jp.xxx.com/

実例2:マイナポイント手続き電話

「市役所のマイナンバー担当の○○です。マイナポイント2万円分のお手続きが完了していません。本日中に処理が必要なので、お近くのATMでお手続きをお願いします」

実例3:マイナンバーカード更新メール

マイナンバーカードの電子証明書が期限切れになります。下記から更新手続きをしてください。手続きしないとカードが無効になります。 https://my-number-renewal.xxx.net/

これらはすべて典型的なマイナンバー詐欺です。本物の総務省・市役所が、SMS や電話で「ATMでの手続き」を求めることはありません。

マイナンバー詐欺の典型的な手口

詐欺グループは、おもに3つのパターンでマイナンバー詐欺を仕掛けてきます。

パターン1:偽サイトで個人情報窃取

「マイナンバーカードの情報確認」と称した偽サイトに誘導し、マイナンバー、氏名、生年月日、住所、銀行口座番号などを入力させます。盗まれた情報は不正口座開設や本人なりすましに使われます。

パターン2:ATM誘導による還付金型詐欺

「マイナポイントが受け取れていない」「還付金がある」と電話で告げ、ATMでの「受け取り手続き」を指示します。実際にはマイナンバーは関係なく、典型的な還付金詐欺の手口です。

パターン3:マイナンバーカード偽更新

「電子証明書の期限切れ」を理由に偽サイトに誘導し、マイナンバー情報や暗証番号を盗みます。本物の更新は5年に一度で、市役所窓口での対面手続きが必要です。

なぜ騙されてしまうのか

マイナンバー詐欺に多くの人が引っかかってしまうのは、3つの心理的な仕組みが重なるためです。

ひとつめは制度への不慣れ。マイナンバーカードやマイナポイントの制度は比較的新しく、「手続きを忘れているかも」「何か届けが必要だったかも」と不安に思う人が多いのです。

ふたつめは公的機関への信頼。「総務省」「市役所」「マイナポータル」など、公的機関の名前を出されると警戒心が下がります。

みっつめは「無効になるかも」という損失恐怖。「カードが無効になる」「マイナポイントがもらえなくなる」と書かれると、急いで手続きしてしまいます。

危険サイン7つ(保存推奨)

以下に1つでも当てはまれば、詐欺の可能性が極めて高いです。

  1. SMSで「マイナンバーカード」「マイナポイント」の手続きを促される
  2. URLに公式ドメイン(.go.jp、.lg.jp)が含まれていない
  3. 「本日中」「期限切れ」と急がせる
  4. マイナンバー、暗証番号、銀行口座の入力を求められる
  5. ATM での手続きを指示される
  6. 「090」「080」などの携帯番号からの電話
  7. メールアドレスが個人のような形式(gmail.com、yahoo.co.jp)

本物の総務省・市役所は、SMSやメールで個人情報入力を求めることはありません。

本物のマイナンバー手続きはこうしている

本物のマイナンバーカード関連の手続きは、必ず次のいずれかの方法で行われます。

ひとつめ、市役所・区役所窓口での対面手続き。マイナンバーカードの発行・更新・暗証番号変更は、すべて住民票のある市区町村窓口で対面で行います。

ふたつめ、マイナポータル(myna.go.jp)からの公式手続き。URLは必ず myna.go.jp(.go.jp ドメイン)です。それ以外のドメインは偽サイトです。

みっつめ、公式郵便物による通知。電子証明書の更新案内などは、登録住所への書面で送られます。SMSやメールで通知することはありません。

マイナンバーカード関連の公式URLは必ず myna.go.jp または go.jp ドメインです。それ以外は全て偽物。

もし被害にあったら

「URLからログインしてしまった」「マイナンバーや暗証番号を入力してしまった」――そんなときは、被害最小化のための初動が重要です。

即座にすべきこと

  1. 市区町村役場のマイナンバー担当窓口に連絡
  2. マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178
  3. 警察相談ダイヤル #9110

マイナンバーを盗まれた場合

マイナンバー自体は法律で利用範囲が制限されているため、それだけで悪用される可能性は限定的です。ただし氏名・住所・生年月日と組み合わせて悪用される可能性があるので、市役所と警察に届け出ます。

ATMでお金を振り込んでしまった場合

「マイナポイント還付金」と称してATMを操作させられた場合、実態は還付金詐欺です。即座に銀行に連絡して振込停止・組戻し依頼を行ってください。

予防のためにできる3つのこと

ひとつめ、マイナンバー関連の連絡は SMS・電話・メールを信用しない。すべての本物の手続きは市役所窓口かマイナポータル(myna.go.jp)から行えます。

ふたつめ、不明な連絡を受けたら、いったん電話を切って自分から市役所に確認。市役所の代表電話番号は自治体公式サイトに掲載されています。

みっつめ、家族で情報共有。とくに高齢のご両親には「マイナンバーは絶対に他人に教えない」「ATM での手続きはしない」とルールを伝えておきます。

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困ったときの相談窓口

  • マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178
  • 警察相談ダイヤル #9110(24時間・通話料無料)
  • 消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターへ)

緊急時は 110番(警察)または最寄りの警察署へ。

参考情報・公的情報源

本記事は以下の公的機関・公式情報源を参考に作成しています。最新情報や詳細は各機関の公式ページをご確認ください。

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編集部

警察庁・国民生活センターの公表情報をもとに、最新の詐欺手口を発信しています。

本記事は 2026.07.11 時点の情報をもとに作成しています。判定や対策は参考情報であり、被害の可能性がある場合は速やかに警察(#9110)または消費者ホットライン(188)へご相談ください。

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