「<自動配信>ETCポイント残高と還元手続きのご案内」は詐欺メール|ETC利用照会サービスを装う偽メールの見分け方

この記事のまとめ
「<自動配信>ETCポイント残高と還元手続きのご案内」「【至急ご確認】クレジットカード情報更新未完了に伴うETCサービス一時停止のご案内」という偽メールが確認されています。実例と見分け方を解説します。
「<自動配信>ETCポイント残高と還元手続きのご案内」は詐欺メール|ETC利用照会サービスを装う偽メールの見分け方
実際に確認されている偽メール
型1:ポイント還元を装う
<自動配信>ETCポイント残高と還元手続きのご案内-****
(2026年7月31日に注意喚起)
お客様のアカウントにおいて、通行料金のお支払いに充当可能な「未交換の特典残高」が保留されていることが判明いたしました。 ・特典残高:◯◯pt/割引予定額:◯◯円分 ※保護プロトコルにより、本ご案内は発行から**【24時間】で無効**となります。
型2:カード情報の更新を装う
【至急ご確認】クレジットカード情報更新未完了に伴うETCサービス一時停止のご案内 #****
(2026年8月7日に注意喚起)
お客様のクレジットカード情報が長期間にわたり更新されておりませんため、自動引き落としの承認有効期限が終了いたしました。これに伴い、ETCサービスの利用を一時停止させていただきました。
「得をする話(ポイント還元)」と「困る話(利用停止)」の両方から、同じ偽サイトへ誘導しています。
この手口の特徴
「還元」「割引」という得の演出
ポイント失効型は「損をする」不安をあおりますが、この型は逆に**「受け取れるお金がある」**と持ちかけます。「割引予定額:◯◯円分」と具体的な金額が示されると、手続きしないと損だと感じてしまいます。
しかも「外部口座等への出金には対応しておりません」と、あえて制約を書くことで本物らしさを演出しています。
24時間という異常な期限
「発行から24時間で無効」というのは、考える時間も、家族に相談する時間も与えないための設定です。正規のポイント制度で、案内メールが24時間で無効になることはありません。
ETCはカード情報と直結している
ETCカードはクレジットカードに紐づいているため、偽サイトでカード情報を入力すると、そのままカードの不正利用につながります。 高速道路の料金という日常的な話題から、いきなり金銭被害に直結するのがこの手口の危険なところです。
本物との見分け方
- ETC利用照会サービスや高速道路会社が、メールのリンクからカード情報の入力を求めることはありません。
- ETC利用照会サービスの公式サイトは
etc-meisai.jp、ETCマイレージサービスはsmile-etc.jpです。リンク先が違えば偽サイトです。 - ETCの利用明細や割引は、クレジットカードの利用明細でも確認できます。
- 「24時間で無効」「至急」と極端に急かす。
- 差出人が「ETC」「NEXCO」を名乗っていても、表示名は偽装できます。
正しい確認方法
ポイントや利用明細は、**自分でブックマーク・検索から開いた公式サイト(ETC利用照会サービス/ETCマイレージサービス)**にログインして確認してください。メールのリンクは使いません。
なお、ETCの割引やポイント(ETCマイレージサービス)は実在する制度です。「そんな制度は知らない」ではなく、「確認は必ず公式サイトから」というルールで対処するのが確実です。
もし入力してしまったら
すぐにカード会社に連絡して、カードの利用停止・再発行を依頼してください(カード裏面または公式サイトの番号へ)。ETCカードは車載器に挿したままのことが多いため、再発行までの取り扱いも合わせて確認しておくと安心です。
利用明細に身に覚えのない請求がないか確認し、あれば申告します。不安なときは、警察相談ダイヤル:#9110、消費者ホットライン 188 へ。
「これって詐欺?」で30秒チェック
- 選択式で30秒チェック
- スクショアップロードで詳細判定
- 完全無料・登録不要
困ったときの相談窓口
- 警察相談ダイヤル:#9110(平日8:30〜17:15・通話料有料)
- 消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターへ)
- クレジットカード会社の公式サポート窓口(カード裏面の番号へ)
進行中の被害・緊急時は 110番(警察)へ。
参考情報・公的情報源
編集部
警察庁・国民生活センターの公表情報をもとに、最新の詐欺手口を発信しています。


