フィッシング詐欺手口紹介

「【会員情報管理】本人確認情報の確認・更新について」は詐欺メール|えきねっとを装う偽メールの見分け方

2026.08.265
「【会員情報管理】本人確認情報の確認・更新について」は詐欺メール|えきねっとを装う偽メールの見分け方

この記事のまとめ

「【会員情報管理】本人確認情報の確認・更新について」「えきねっと JRE POINT連携再設定のお願い」など、えきねっとを装う偽メールが繰り返し確認されています。「平成38年」という存在しない年号など、実例に基づく見分け方を解説します。

「【会員情報管理】本人確認情報の確認・更新について」は詐欺メール|えきねっとを装う偽メールの見分け方

実際に確認されている偽メール

えきねっとを装う偽メールは、切り口を変えて繰り返し送られています。

【会員情報管理】本人確認情報の確認・更新について(2026年7月31日)

えきねっと JRE POINT連携再設定のお願い(2026年7月23日)

【えきねっと】お支払い情報の更新・確認のお願い(2026年7月16日・22日)

2026-08-05-****(件名が日付だけの型/2026年8月6日)

「本人確認」「ポイント連携」「支払い情報」「日付だけの件名」と、入り口を変えながら同じ偽サイトへ誘導しています。

決定的な証拠:「平成38年」は存在しない

「【会員情報管理】本人確認情報の確認・更新について」の本文には、次の記述がありました。

**平成38年(2026年)**7月31日時頃のシステム点検において、一部の会員様のアカウント認証情報に不備が確認されました。

平成は31年(2019年)で終わっており、平成38年という年は存在しません。 日本の企業が会員向けに送るメールで、こんな年号を使うことはあり得ません。

日本の事情を理解していない送信者が、機械的に和暦へ変換した結果と考えられます。同じ痕跡は、総務省統計局を装う偽メールでも確認されています。

もう1つの不自然さ:「安心してください」と書いている

同じ本文には、次のような一文もあります。

なお、今回のシステム点検に伴う情報不備は、外部からの不正アクセスによるものではございません。会員様の個人情報漏洩のリスクは極めて低い状況であるため、ご安心ください。

聞かれてもいないのに「不正アクセスではない」「安心してください」と先回りして否定するのは、受信者の警戒心を解くための書き方です。本物の通知は、事実と手続きを淡々と伝えます。

本物との見分け方

  • えきねっと(JR東日本)が、メールのリンクからID・パスワードやカード情報の入力を求めることはありません。
  • 会員情報や支払い情報は、えきねっとの公式サイト(eki-net.com)に自分でブックマーク・検索からアクセスしてログインし、確認します。
  • 「期限までに手続きしないとサービスが制限される」と急かす。
  • 件名が日付だけ、記号だけなど、意味をなさない。
  • 送信元アドレスやリンク先URLが公式ドメインと違う。

えきねっとが繰り返し狙われる理由

えきねっとは、新幹線や特急の予約という「使わないと困る」サービスであり、かつクレジットカードを登録している利用者が多いという特徴があります。

「アカウントが使えなくなる」と言われれば、旅行や出張の予定がある人ほど焦ります。そこにカード情報が紐づいているため、詐欺グループにとって効率が良い標的になっています。

帰省や旅行のシーズンは特に配信が増える傾向があるため、注意してください。

もし入力してしまったら

えきねっとのパスワードを公式サイトからすぐに変更し、使い回している他サービスも変更します。カード情報を入力した場合は、カード会社に連絡して利用停止・再発行を依頼し、不審な請求がないか明細を確認してください。

予約内容が勝手に変更・キャンセルされていないかも確認しましょう。不安なときは、警察相談ダイヤル:#9110、消費者ホットライン 188 へ。

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困ったときの相談窓口

  • 警察相談ダイヤル:#9110(平日8:30〜17:15・通話料有料)
  • 消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターへ)
  • えきねっとの公式サポート窓口(公式サイトから)

進行中の被害・緊急時は 110番(警察)へ。

参考情報・公的情報源

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編集部

警察庁・国民生活センターの公表情報をもとに、最新の詐欺手口を発信しています。

本記事は 2026.08.26 時点の情報をもとに作成しています。判定や対策は参考情報であり、被害の可能性がある場合は速やかに警察(#9110)または消費者ホットライン(188)へご相談ください。

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