フィッシング詐欺手口紹介

「JALマイルが失効します」メールは詐欺の可能性大|7月30日期限を煽る偽メールの実例と見分け方

2026.07.206
「JALマイルが失効します」メールは詐欺の可能性大|7月30日期限を煽る偽メールの実例と見分け方

この記事のまとめ

「大切なマイルが消える前に」「2026年7月30日をもって失効」と急かすJALマイレージバンクを装う偽メールが、迷惑メール相談センターで連日注意喚起されています。実際の文面例、本物との見分け方、対処法を解説。「APPLEポイントが失効しました」偽メールにも触れます。

「JALマイレージバンク アカウント継続のお願い(期限:7月30日)」――こんな件名のメールが届いても、リンクをタップしてはいけません。JALを装うフィッシング詐欺の可能性が高いです。

迷惑メール相談センターの「要注意メール」では、JALマイレージバンクをかたる偽メールが2026年7月15日、16日、17日と連日報告されています。「期限:7月30日」「期限:7月15日」など日付を少しずつ変えながら、大量にばらまかれているのが特徴です。

実際に確認されている偽メールの文面

迷惑メール相談センターに報告された、JALを装う偽メールの件名例です。

  • 「JALマイレージバンク アカウント継続のお願い(期限:7月30日)No****」
  • 「JALマイレージバンク アカウント継続のお願い(期限:7月15日)No****」

本文には、次のような文言が並びます。

大切なマイルが消える前に。お客様がお持ちのJALマイルの一部が、2026年7月30日をもって失効いたします。このまま何もしないと、せっかくのマイルがすべて無効になります。

そして「今すぐマイルを交換する」というボタンやURLで偽サイトに誘導し、「※ポイント交換の際、本人確認が必須です」などと言って、ログイン情報や個人情報を入力させようとします。「有効期限を過ぎたマイルの再発行はできません」と、焦らせる一文も添えられています。

「ポイント・マイル失効」型の典型です

この手口は、当サイトで解説している「『ポイント失効』を装うフィッシング」とまったく同じ型です。WAON POINT、Oki Dokiポイント、Vポイント、JRE POINT、ANAマイルなど、多くのブランドで同時期に確認されています。

同じ時期には、**「APPLEポイントが失効しました」**という件名で、Appleを装う偽メールも確認されています(「7月15日に失効予定」「AppleGiftCardと交換できる」などと誘導)。ブランドや期限は違っても、「あなたのポイント・マイルが失効する→今すぐログインして手続きを」という共通の型でできています。1つ見分け方を覚えれば、すべてに応用できます。

なぜ引っかかってしまうのか

マイルやポイントを貯めている人ほど、「失効」と言われると「もったいない」と感じます。得を逃したくない気持ち(損失回避)が、冷静な確認より先に手を動かさせます。

さらに「7月30日まで」と具体的な期限を示されると、「本当に迫っている」と信じてしまいます。マイルの有効期限通知は本物でも届くため、「いつものお知らせだろう」と警戒が緩むのも狙われる理由です。

本物との見分け方

  • JALが、メールのリンクからログインID・パスワードや個人情報の入力を直接求めることは、基本的にありません。
  • マイルの残高や有効期限は、メールのリンクではなく、JAL公式サイト・JAL公式アプリを、自分でブックマークや検索から開いて確認します。
  • 送信元アドレスやリンク先URLが、JALの公式ドメイン(jal.co.jp など)と違う(見慣れない文字列、1文字違い、短縮URLなど)。
  • 「このまま何もしないとすべて無効」「再発行できません」と、過度に不安をあおる。
  • 宛名が「お客様」だけで、氏名や正確なマイル数が書かれていない。

なお、本物のマイル有効期限のお知らせも存在するため、「メールが来た=詐欺」と決めつける必要はありません。大切なのは、メールのリンクを踏まず、必ず公式アプリ・公式サイトから自分で確認することです。

もしリンクを開いて入力してしまったら

JALマイレージバンクのパスワードを、公式サイト・公式アプリからすぐに変更します。同じパスワードを他のサービスでも使い回している場合は、それらもすべて変更してください。カード情報を入力してしまった場合は、カード会社に連絡して利用停止・再発行を依頼します。不安なときは、警察相談ダイヤル #9110、消費者ホットライン 188 に相談してください。

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困ったときの相談窓口

  • 警察相談ダイヤル #9110(24時間・通話料有料)
  • 消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターへ)
  • JALマイレージバンクの公式サポート窓口(マイルの確認はこちらへ)

進行中の被害・緊急時は 110番(警察)へ。

参考情報・公的情報源

本記事は以下の公的機関・公式情報源を参考に作成しています。最新情報や詳細は各機関の公式ページをご確認ください。

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編集部

警察庁・国民生活センターの公表情報をもとに、最新の詐欺手口を発信しています。

本記事は 2026.07.20 時点の情報をもとに作成しています。判定や対策は参考情報であり、被害の可能性がある場合は速やかに警察(#9110)または消費者ホットライン(188)へご相談ください。

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