「【メルペイ】アカウント制限解除手続きのご案内」「Paidyログインのお知らせ」は詐欺|後払い決済を装う偽メールの見分け方

この記事のまとめ
メルペイ・Paidyなど後払い決済サービスを装う偽メールが確認されています。「アカウント制限」「海外からのログイン」を口実に本人確認を迫る手口の実例と、本物との見分け方・対処法を解説します。
実際に確認されている偽メール
【メルペイ】アカウント制限解除手続きのご案内(2026年8月6日)
Paidyログインのお知らせ(2026年8月6日)
【Paidy】セキュリティ認証のお願い(2026年7月23日)
Paidyを装う版の本文はこう書かれています。
お客様のPaidyアカウントへのログインが確認されましたので、お知らせいたします。 ログイン日時:2026年8月6日/アクセス地域:アメリカ合衆国 心当たりのないログインがあった場合は、アカウントの安全を確保するため、会員ページよりログイン履歴をご確認ください。
「【Paidy】セキュリティ認証のお願い」の版では、「本人確認情報の有効期限が切れているか、再登録が必要な状態」として手続きを迫ります。
この手口の特徴
「海外からのログイン」で確実に不安にさせる
「アクセス地域:アメリカ合衆国」という一行が効きます。日本国内にいる利用者にとって、これは明らかに身に覚えのない事実だからです。
「心当たりがないなら確認を」と促す形式なので、警戒心の強い人ほどリンクをタップしてしまいます。詐欺グループは「疑う人」の行動まで計算しています。
後払い決済は乗っ取られると即座に使われる
クレジットカードと違い、後払い決済はアカウントさえ乗っ取れば、その場でオンラインの買い物ができてしまいます。 請求は後から利用者に届くため、被害に気づくのが遅れがちです。
「メルペイ」はメルカリのアカウントと一体で、「Paidy」はメールアドレスと電話番号だけで使えます。乗っ取りのハードルが低いぶん、狙われやすい領域です。
若い世代だけの問題ではない
後払い決済は若い世代の利用が中心ですが、家族が代わりに使っている、子どもに教えてもらって使い始めた高齢の方も増えています。「自分には関係ない」と思っている人ほど、届いたメールを判断できずに従ってしまう傾向があります。
見分け方
- メルペイ・Paidyが、メールのリンクから本人確認情報やパスワードの入力を求めることはありません。
- ログイン履歴やアカウントの状態は、メルカリ/Paidyの公式アプリを自分で開いて確認します。メールのリンクは使いません。
- 送信元アドレスやリンク先URLが、公式ドメイン(
mercari.com、paidy.com)と違う。 - 「セキュリティセンターより送信」など、実在しない部署名が使われている。
- 宛名がなく、アカウント名や登録情報が一切書かれていない。
正しい確認方法
公式アプリを開いて、利用履歴と請求額を確認してください。身に覚えのない利用がなければ、そのメールは無視して問題ありません。
本当にアカウントに問題があれば、アプリ内の通知やお知らせに表示されます。メールだけが唯一の連絡経路ということはありません。
もし入力してしまったら
パスワードを公式アプリからすぐに変更し、二段階認証(SMS認証など)を設定してください。使い回している他サービスも変更します。
利用履歴に身に覚えのない買い物があれば、すぐに各サービスのサポート窓口に連絡してください。メルペイはメルカリアプリ内から、Paidyは公式サイトのサポートから連絡できます。早く連絡するほど、被害の拡大を止められます。
不安なときは、警察相談ダイヤル:#9110、消費者ホットライン 188 へ。
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困ったときの相談窓口
- 警察相談ダイヤル:#9110(平日8:30〜17:15・通話料有料)
- 消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターへ)
- 各サービスの公式サポート窓口(アプリ内から)
進行中の被害・緊急時は 110番(警察)へ。
参考情報・公的情報源
編集部
警察庁・国民生活センターの公表情報をもとに、最新の詐欺手口を発信しています。


