「Amazon.co.jpでのご注文」「返金処理の再開に関する確認のお願い」は詐欺メール|身に覚えのない注文確認メールの見分け方

この記事のまとめ
「Amazon.co.jpでのご注文」という身に覚えのない注文確認メールや、「返金処理の再開に関する確認のお願い」という偽メールが確認されています。注文を取り消させようとしてログイン情報を盗む手口の見分け方を解説します。
実際に確認されている偽メール
型1:身に覚えのない注文確認
Amazon.co.jpでのご注文****
(2026年8月7日に注意喚起)
誰かがあなたのAmazonアカウントを使用して別のモバイルデバイスからこの注文を購入しようとしました。Amazonのアカウントセキュリティポリシーに従い、Amazonアカウントを凍結しました。 ◆アカウントが盗まれる危険性があります。この注文を一度も購入したことがない場合は、24時間以内に以下のリンクをクリックして、この注文をキャンセルし、Amazonアカウントを復元してください。
注文合計や配送先(例:新潟県新潟市)まで具体的に書き、「高額な商品が勝手に注文された」と思わせます。
型2:返金の「確認」を装う
返金処理の再開に関する確認のお願い
(2026年8月6日に注意喚起)
「返金処理の申請が通常とは異なる地域または端末から行われた可能性がある」として、サインインを求めてきます。
決定的な手がかり:件名に見えない文字が混ざっている
型2の件名「返金処理の再開に関する確認のお願い」には、目には見えない特殊な文字(ゼロ幅文字)が単語の間に挿入されています。
これは、メールサービスの迷惑メールフィルターによる検知を逃れるための細工です。「返金処理の再開」という文字列としては一致しないため、フィルターをすり抜けやすくなります。
同じ細工は、他ブランドの偽メールでも確認されています(例:三菱UFJを装う「三菱 UFJ グローバルポイント有効期限が迫っています」)。件名をコピーして検索したときに、うまく検索できない・不自然な空白が入るようなら、この細工を疑ってください。
なぜ「身に覚えのない注文」型が効くのか
「ポイントが失効します」よりも、「知らない注文がある」のほうが行動の緊急度が高く感じられます。 自分のアカウントが乗っ取られ、勝手に買い物をされていると思えば、誰でも即座に対処しようとします。
しかも詐欺メールは「アカウントを凍結しました」「24時間以内にキャンセルを」と、すでに被害が発生しているかのように書きます。焦った利用者がリンクをタップし、偽のログイン画面に本物のID・パスワードを入力してしまう——これが狙いです。
皮肉なことに、「アカウントを守るための操作」だと信じてアカウントを渡してしまう構造になっています。
正しい確認方法
身に覚えのない注文メールが届いたら、メールのリンクからではなく、Amazonの公式アプリか、自分でブックマーク・検索から開いた公式サイトにログインして「注文履歴」を確認してください。
本当に不正な注文があれば、注文履歴に表示されます。表示されなければ、そのメールは偽物です。 この確認は1分もかかりません。
そのほかの危険サイン
- 送信元アドレスが
@amazon.co.jp@amazon.com以外 - リンク先URLが
amazon.co.jp以外、または短縮URL - 「24時間以内」「アカウントを凍結しました」と強く急かす
- 宛名が「お客様」だけで氏名がない
- 注文番号や追跡番号が空欄になっている
もし入力してしまったら
Amazonのパスワードを公式サイトからすぐに変更し、二段階認証を有効化してください。使い回している他サービスのパスワードも変更します。
カード情報を入力した場合は、カード会社に連絡して利用停止・再発行を依頼し、注文履歴に不正な注文がないか確認します。発送前であれば取り消せることが多いです。
不安なときは、警察相談ダイヤル:#9110、消費者ホットライン 188 へ。フィッシングメールは stop-spoofing@amazon.com への転送でAmazonに報告できます。
「これって詐欺?」で30秒チェック
- 選択式で30秒チェック
- スクショアップロードで詳細判定
- 完全無料・登録不要
困ったときの相談窓口
- 警察相談ダイヤル:#9110(平日8:30〜17:15・通話料有料)
- 消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターへ)
- Amazonカスタマーサービス(公式サイトから)
進行中の被害・緊急時は 110番(警察)へ。
参考情報・公的情報源
編集部
警察庁・国民生活センターの公表情報をもとに、最新の詐欺手口を発信しています。


