フィッシング詐欺手口紹介

当選詐欺(LINE・メール)の見分け方と対処法

2026.07.238
当選詐欺(LINE・メール)の見分け方と対処法

この記事のまとめ

「Amazon ギフト10万円当選しました」「LINEで当選通知が届きました」――こうした当選通知はほぼ全て詐欺です。手口、危険サイン、対処法を解説します。

「おめでとうございます!Amazon ギフト10万円分に当選しました」――こんな当選通知が突然届いたら、ほぼ100%が詐欺です。

当選詐欺は古くからある手口ですが、SNS や LINE の普及で形を変えて急増しています。本記事では、典型的な手口、危険を見抜く7つのサイン、対処法を解説します。

こんな連絡が来たら要注意(実例3つ)

実例1:Amazon ギフト当選通知

【Amazon】当選通知:会員様の中から抽選で、Amazonギフト10万円分のプレゼントに当選しました。下記URLから受け取り手続きをお願いします。 https://amazon-gift.xxx.com/

実例2:LINE グループでの当選

〇〇さん、おめでとうございます!抽選で50万円が当たりました。受け取りには手続きが必要です。下記から登録してください。 https://line-prize.xxx.net/

実例3:iPhone 無料プレゼント

【公式】当ページにアクセスした方の中から、毎日3名様に iPhone 最新機種が当たります。今すぐ「受け取る」ボタンをタップしてください。 (Webサイト閲覧中に突然表示される)

これらはすべて当選詐欺の典型例です。応募していない当選通知が突然届くことは、本物のキャンペーンでは絶対にありません。

当選詐欺の典型的な手口

詐欺グループは、おもに3つのパターンで当選詐欺を仕掛けてきます。

パターン1:偽サイトで個人情報窃取

URL をタップすると個人情報入力ページに飛ばされ、氏名・住所・電話番号・クレジットカード情報などを「受け取り手続き」と称して入力させます。盗まれた情報は不正利用されます。

パターン2:手数料・税金名目で先払い要求

「ギフト券受け取りのため税金を先払いしてください」「送料がかかります」と少額の振込みを要求します。少額だと油断して支払うと、その後さらに「保険料」「手数料」と追加要求されます。

パターン3:有料サービス自動登録

「受け取りボタン」をタップすると、月額数千円の有料サービスに自動登録されます。気付かないうちに毎月クレジットカードから引き落とされる被害が発生します。

なぜ騙されてしまうのか

当選詐欺に多くの人が引っかかってしまうのは、3つの心理的な仕組みが重なるためです。

ひとつめは「自分にも幸運が」という期待。応募していなくても「もしかして当たったのかも」と思ってしまう人は少なくありません。

ふたつめは権威性。「Amazon」「LINE」「公式」などの言葉が使われていると、本物の通知だと信じやすくなります。

みっつめは限定性・緊急性。「本日中に手続きしないと無効」と急がされると、確認の時間を惜しんで反射的に行動してしまいます。

危険サイン7つ(保存推奨)

以下に1つでも当てはまれば、当選詐欺の可能性が極めて高いです。

  1. 応募していないのに当選通知が届く
  2. 突然 SMS・メールで高額賞金やギフト券の当選が告げられる
  3. URL のドメインが公式(amazon.co.jp、line.me 等)ではない
  4. 「受け取り手続き」として個人情報入力やカード情報入力を求められる
  5. 「税金」「手数料」「保険料」を先に支払うよう要求される
  6. 「本日中」「24時間以内」と急がせる
  7. Web サイト閲覧中に突然「あなたが○名様に選ばれました」と表示される

応募していない当選は存在しません。応募している場合は本当に当選の可能性がありますが、確率としては低いため、「当選しました」の連絡は最初に詐欺を疑ってください。

本物の当選通知はこうなっている

本物のキャンペーンや懸賞の当選通知は、必ず次のような形式です。

ひとつめ、応募の事実があります。「最近応募したキャンペーン名を確認したか?」を思い出せれば、本物かどうか判別できます。

ふたつめ、公式メールアドレス・電話・郵便での通知。Amazon、LINE などの大手企業は、当選者に必ず公式ドメインのメールや書面で通知します。

みっつめ、受け取りに費用は不要。本物のキャンペーンで、受け取り側が税金・手数料を支払うことはありません。賞品の税金は主催者側が負担するか、賞品自体が税法上の特典になります。

「応募していない当選通知」「受け取りに費用が必要」――この2点が当てはまれば100%詐欺です。

もし被害にあったら

「URLからログインしてしまった」「税金として振り込んでしまった」「月額サービスに登録されていた」――そんなときは、被害最小化のための初動が重要です。

即座にすべきこと

  1. クレジットカード会社に連絡(不正利用申告・カード停止)
  2. 消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターへ)
  3. 警察相談ダイヤル #9110

月額サービスに登録されていた場合

カード明細を確認し、見覚えのない月額課金があれば即座にサービス提供元(または不明な場合はカード会社)に連絡して解約。クレジットカード会社にチャージバック(返金請求)を依頼します。

個人情報を入力してしまった場合

迷惑メール・迷惑電話・他の詐欺の標的になる可能性があります。重要なアカウント(メール、SNS、銀行)のパスワードを変更し、二段階認証を有効化してください。

予防のためにできる3つのこと

ひとつめ、応募していない当選通知は完全無視。「もしかして」と思っても、自分から連絡・URLタップしないこと。

ふたつめ、SMS・メール・Web 広告の「当選」「プレゼント」は全てスルー。本物のキャンペーン情報は、応募した企業の公式サイトや公式メールから届きます。

みっつめ、家族で情報共有。とくに高齢のご両親には「当選通知は無視して、まず家族に相談する」とルールを伝えておきます。

「これって詐欺?」で30秒チェック

実際に怪しい連絡があったら、無料の判定ツールで確認できます。

  • 選択式で30秒チェック
  • スクショアップロードで詳細判定
  • 完全無料・登録不要

判定ツールを使ってみる→


困ったときの相談窓口

  • 警察相談ダイヤル #9110(24時間・通話料無料)
  • 消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターへ)
  • 金融庁 金融サービス利用者相談室(0570-016811)

緊急時は 110番(警察)または最寄りの警察署へ。

参考情報・公的情報源

本記事は以下の公的機関・公式情報源を参考に作成しています。最新情報や詳細は各機関の公式ページをご確認ください。

これって詐欺?すぐ判定できます

あやしい電話・LINE・SMSを30秒で確認

今すぐ判定する

この記事をご家族にも

LINEX

編集部

警察庁・国民生活センターの公表情報をもとに、最新の詐欺手口を発信しています。

本記事は 2026.07.23 時点の情報をもとに作成しています。判定や対策は参考情報であり、被害の可能性がある場合は速やかに警察(#9110)または消費者ホットライン(188)へご相談ください。

あわせて読みたい

あやしい連絡が届いたら判定する →